『何もしない』ができる場所。自分へのご褒美旅、美しいタイの秘島リペ島へ
- 2015.12.13
- Gypsy trip Life/Mindfulness
- 我にかえる, 旅
『決めた!青い海、白い砂浜のビーチでただ寝転がりに行こう』忙しくただただ働く日々が続き心が悲鳴をあげそうになっていてこれではやばい!と思いたち働きながらも、何か楽しい想像をしないとと青い海と白い砂浜ばかり頭の中で描いていたこの数ヶ月。そしてその数週間後、私は想像以上の青い海を前に白い砂浜に寝転がっていた。タイが好きで何度も行ってはいたものの、以前はゆっくりしていてよかった島々も近年は観光地化が進み足が遠のいていたのです。
今回初めて訪れたリペ島、女一人旅レポです!
タイ最後の秘島といわれるリペ島へ
『青い海、白い砂浜、アジア』
Googleする。タイとマレーシアに住む友人に会いがてら一人旅をしようと思い、その合間に行け、ゆっくりできるビーチを探していました。
海がキレイとなるとフィリピンがいいかな?しかし以前からあまり興味のないフィリピン。旅をするなら食事もおいしいところがいい。もともとタイが好きで何度も訪れている私は、一人ならやはり旅慣れたタイに行きたいが、リゾートで知られるプーケット、サムイ島、パンガン島、タオ島、ピピ島やクラビなどは私が始めて訪れた時とはまるで違い、今では観光客であふれ忙しく、町の中は西洋人の人口の方が多い感じすらしてタイにいるという気がせず、再度訪れた時なんだか寂しい思いをした記憶がある。それ以来行っていない。
静かな島に行きたい
やはりタイじゃなく、モルディブやセブ、ボルネオなどがいいのかな・・・と検索していたが、この辺もやはりリゾートの有名所。そして私だけかもしれないがハネムーンなイメージがあるので一人で行くよりやはりここへは誰かと行きたいですよね(笑)
どうやってたどり着いたかは忘れたが、タイのリペ島へ行った方のブログを見つけた。迷わず、即決。ここに行く!
その時同時に飛行機も予約してしまいました。行きたい場所が決まればもうそれで決定です。
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いざタイのリペ島へ
リペ島へはバンコクのドンムアン空港からNok Air(ノックエアー)でまずTran(トラン)へ行き、そこからバスでフェリー乗り場まで行って、さらにフェリーでリペ島まで行くジョイントのチケットを購入しました。
Nok Airはタイの格安航空会社。今回の旅でも何度か使いましたが安くしかもサービスもいい!(1時間程度のフライトでもおやつが出る!そして嬉しい事にアンパンでした(笑)個人的にはとてもおススメです。
荷物が15Kgまで無料なのですが、私の荷物は3Kg程オーバーしてしまいました。格安航空は荷物の超過には厳しいものですが、チェックインの際カウンターのお兄さんが一言「ノックエアーの評価をしてもらえませんか?」と。目の前のカウンター上にあったタッチパネルで”満足”を選んだら、お兄さんがにこっと笑って荷物の超過を見逃してくれました(笑)タイのこういうイージーなところ好きです。
さて、朝早くバンコクのドンムアン空港からTran(トラン)へ。Tran(トラン)はとても小さな空港で、荷物を取ってから、空港の外に出る前にNokエアのピンクの服を着た女性がフェリー乗り場まで行くバスに乗る人の名前をチェックしてくれます。このバスはリペ島だけでなく、ムック島、クラダン島などに行く人も一緒にバスに乗り込みます。
バスといってもワゴン車です。そして静かな田舎の港に到着。ここには売店や食事が買える場所もあり、なんとフリーWifiも。タイではどこにでもフリーWifiがあります。その点に関して日本と比べとても便利!
さて、1時発のフェリーが結局2時過ぎに出発。暑い。。。このフェリー乗り場に日本人は一人も居ませんでした。なんだか寂しい。実際旅中、日本人に会う事がほとんどありませんでした。
フェリーで3時間(だったかな?)ちなみにフェリーの中はエアコンが効かずしかも窓も開けられないのでサウナ状態。かなりしんどかったです。席を立ちドアのない入り口に立っていましたが、皆辛そうでした。
やっとリペ島に着いたのはもう夕方。島には桟橋がないので島近くのポンツーンでフェリーを降り、そこでナショナルパーク料とさらにそこから島までのボート代を払います。(これはジョイントチケットとは別)小さいボートで島のビーチに着くので、大きなスーツケースで行くと移動が辛いです。バックパックを強くおススメします。(はい、ビーチでスーツケースを引きずる事になりましたので・・・)
海の美しさにほっとするリペ島
マレーシアとの国境の程近い場所に位置するタイ最南端の島。島にはパタヤ、サンライズ、サンセットと3つのビーチがあり、フェリーが着くポンツーンやイミグレーションはパタヤビーチにあります。
島内はバイクに荷台をつけたようなタクシーがありますが、ビーチへは徒歩で余裕でいけます。一番遠いサンセットビーチでも島の中心から20分も歩けば着きました。中心部からサンライズ、パタヤビーチには徒歩10分といったところでしょうか。
そして海が見えたときは心踊ります。
まさに想像していた以上にキレイな青い海。見た瞬間その美しさに感動・・・そしてほっと癒されました。ここで3日間毎日ビーチでゆったり『何もしない』を満喫。とても贅沢で何よりも自分へのご褒美となりました。
どこまでも透明で心地いい温度の浅瀬に浸かり、何も考えずただただボーっと頭の中をリセットします。
しかし、島にはコンビニもあり観光地化はかなり進んでいます。リゾートホテルも建設中のところも多く、もう秘島ではないかなと・・・しかし他のタイのビーチリゾートに比べればまだ観光客は少ない方だと思います。そしてやはり海は格段にキレイ。行くなら今のうちかと思います。
何も考えない、ただ自然の中に身を置く時間がきっと今の私たちには必要なのだと実感します。そうすると逆にアイデアが出てきたり、本来の自分に戻るような、あまりに忙しく考えすぎていて見えなくなっている事が多すぎるなと思います。私たちには何も考えない時間が大事です。
毎日の生活の中ではそれを意図的にしないといけませんが、自然の中ではそれを意図せずともできる。美しい景色を目の前にするとただ見入って考える事を忘れるものですよね。
宿泊したところ
一人旅なので外出ている時間も多く、素敵なホテルに一人で泊まっても・・・という気持ち、そしてやはり安旅が好きでバックパッカーであった頃からの癖!?やはり宿泊代金は抑えたい!しかしバックパッカーやゲストハウスにはもう泊まりたくないそんなお年頃です。島ではどうしてもバンガローに泊まりたかったので、4泊のうち2泊をバンガローに、2泊を安ホステルにしました。
ゲッコーリペリゾート
Gecko Lipe Resort
ビーチ沿いにもリゾート系バンガローがありますが、島の中心地にあり便利なこのゲッコーリゾートにしました。ここが正解!お値段も安くウォーキングストリート沿いを入ったところにあるので、食事も便利。さらに中心にあるのでどこのビーチへのアクセスもよかったです。
そしてバンガローの中はとても清潔で素敵!
親切に傘まで用意してあり、大きなベッドには蚊帳。エコを考えてプラスチックのペットボトルを減らしたいという思いから部屋にはステンレスボトルが貸し出され、レセプションにあるウォーターサーバーの冷たい水が無料!タイでは水は買って飲むものですので、とても助かりました。
やはり蚊が多いですが、毎晩部屋の前に蚊取り線香を用意してくれ、虫除けは島に行く際の常備品なので、私は蚊はさほど気になりませんでした。
またトイレは水洗ではありません。シャワーも水シャワー。私はこういう環境がむしろ好きなので大丈夫ですが、環境を考慮した不便さを楽しめる方にはこのバンガローはとってもおススメです。
スタッフもとーーーっても親切で、次回行った際は必ずまた泊まりたいバンガローです。
ザ リーフ
The Reef
ウォーキングストリートから少しはずれた場所ですがこちらも中心地にあるので食事やビーチへのアクセスも簡単でした。建物も新しく宿泊料金はダブルの部屋で一泊2400円程でした。
部屋は狭くベッドしかないといった感じですが、一人で泊まるには十分。トイレ、シャワーが共同。部屋のタイプによりトイレシャワー付、朝食付きもあるようです。
スタッフも感じが良く、悪くないといったところです。
他にももちろんビーチに面して豪華なリゾートホテルが点在しています。建設中のものもありましたのでこれからもっと増えるのでしょう。家族や友人などと行ったときは泊まりたいな~と思います。次回は必ずや!
海外でホテルを予約する際は
私は大抵いつもAgodaを使って予約します。これまでもずっと使用していますが特に予約に関してトラブルになった事はありません。
しかしここの宿泊者レビューはあまり当てにならないといつも思っています。サクラがいる??なんて思った程レビューとはかけ離れたホテルもありました。しかしこれは個々の価値観やニーズも違いますから仕方のない事なのかもしれませんが。。。いろいろなサイトを確認し、さらに場所なども地図で確認してから予約しています。
↑これらのサイトでレビューを比較したりしています。日本人だけでなく外国人のレビューも参考に。
いつも1,2泊くらい予約しておいて、あとは歩いて探し、部屋などを見てからAgodaで探し予約したりしています。(その方が安い場合もあるので)便利な場所は行かないと分からない!ネットでは探しきれないけれどキレイで新しくしかも安いところっていざ行ってみると見つかります。
リペ島でおいしかったレストラン
大抵どこに入ってもおいしかったのですが・・・(笑)一番のおススメは
サンライズビーチにあるサンライズレストラン!
何食べてもおいしかったです。毎日サンライズビーチに行ったので毎日行きました(笑)
隣にあるWapiリゾートのレストランもおいしいですが、私はこちらの方がおススメ。
また島の中心、ウォーキングストリートにはたくさんのレストランがあります。特にシーフードBBQを売りにしているレストランが多くありました。実は他にも紹介したいレストレンはあるのですが名前が分からず・・・。でも滞在中食事ははずれが一度もありませんでした。
そしてやはり欠かせないのがこれ
タイパンケーキ!ウォーキングストリートで多く目にしました。これがまた外がカリッとしていておいしい!中身は好きなフルーツなどが選べます。
タイはどこででも屋台で売っていますが、ロティと呼ばれます。薄い生地の中にフルーツを入れてバターでカリッとするまで焼きます。
朝食によく食べていました。ああ、食べたい(笑)
初めて訪れたリピ島でしたが、やはり観光客も増えてきて、観光地化もどんどん進んでいる様子です。しかしまだキレイな海は健在といったところ。行くなら今かと思います!
静かで、何もしないでただただぼーーっとできる場所です。
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