私が英語を話せるようになるまでの学習法。

私が英語を話せるようになるまでの学習法。

『英語を話したい』と切実に願う人は多いと思います。13年前までの自分もそうでした。その後8年間の海外生活経て英語が話せるようになった今、私が経験から”あの時英語力が格段についたな”と実感した学習法をシェアします。「テストでいい点を取るため」でなく、「話すための英語」学習法です。オリンピックも迫り英語熱が高まっている現在、少しでも英語力を上げたいと思う方のお役に立てればと思います。

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私の英語力は?とりあえず会話には苦労しない程度です。

オーストラリア移住8年後、日本に帰ってきたのが2015年、今年で帰国後4年目になります。現在は英語を使ったお仕事をしています。外国人観光客の増加、メディアによる誘導も相まって『英語話したい』熱の高まりをヒシヒシと感じるこの頃。特に今幼児英語教育に関わっているからからなおさらに感じるのかもしれません。通訳機が発達を見せる中、それでも人の感覚や感情を言葉で表現するには目を見て話せる会話はいつでも必要不可欠のはずです。

私は日本に帰国後、通訳や英語教育に携わる仕事をしています。それでも自分の英語力にはさほど自信がなく、日本語環境に居る事もあって、常に英語学習を取り入れています。

そんな私の英語力は自分でも十分なのか正直なところ分かりません。上達すればするほどもっと上達したいと思いますが、今は会話に不自由しない程度には話せます。オーストラリアでは職場に日本人も日本語も一切使わない環境で働いていたので、日本でいう”ビジネス英語”がどういう事なのかよく分からないのですが、現在の仕事でも英語でメールのやり取りなどしているので、ビジネスレベルくらいはあるのでしょうか。日本でのビジネス英語レベルがどれほどなのか、今いち分かりません。

TOEICは帰国後どんなものか試しに一度受けた事があり、710点程でした。受けてみて実感した事はTOEIC対策が必要だったという事。はい、完全に時間切れでした(涙)でもいい経験になりました。次回受ける時はちゃんと対策を考えようww 話せてもこんなもんです(笑)テストと話す英語は別物です。テストでいい点数と取る為にはその為の勉強と対策が必要だという事が分かりました。

では、私がどんな風に日本で英語学習を取り入れているかも含め、また話せるようになった今、”自分の英語力が上がった”と実感が持てた方法をシェアします。あくまでも『私の経験上』なので、それぞれに見合った学習法があると思いますので、あくまでも参考までに。英語習得で一番大切な事は、自分にあった、飽きのこない楽しい方法で取り組むのが何より大事です。

① 海外のテレビやドラマ、映画を見る

毎日、夕飯の支度をテレビニュースを聞きながら、ドラマを見ながらやっていました。英語には慣れていく順番があり、まずは耳からです。英語の音に耳が慣れてくるのが、英語圏で毎日英語に触れると3か月程で慣れてくると言われています。私もそれくらいで確かに聞き慣れました。始めは何と言っているかすら分かりませんでしたが、耳が慣れてくると意味は分からなくても英語で何と言っているか聞き取れるようになってきます。まずは意味が変わらなくても、英語を聞き取れるように、音に慣れる事がファーストステップです。

英語を聞き流すタイプの教材が一時流行ったみたいですが、それでも慣れる事はできると思います。でもやるなら楽しい方が断然いいですよね。やはり楽しんで続ける為にも海外のドラマや映画、TV番組を見る事をおススメします。また聞くだけよりも、聴覚と視覚からの情報も入ると理解力は増します。

映画などでも継続性を考えると無理して初めからサブタイトルなしで頑張るより、サブタイトルつきで楽しんた方が楽しく続けられます。なんとなく聞き取れて、少しでも意味が分かるようになってきたらサブタイトルを英語にして見ると、サブタイトルなしで見るよりも理解度が増しますし、聞き取れてるか確かめる事もできるのでおススメです。

海外にいる時はテレビをつければよかったのですが、今はAmazon Prime videoで海外の映画やドラマを見ています。あいにくサブタイトルが日本語のみの対応で、消す事もできませんが、Amazon会員の方は無料なので見ない手はないですよね。やはりおススメはドラマ!日常会話の自然な会話のフレーズやこんな時はこう表現するんだ~などとても勉強になり、発音や言い方、リズムなど、気に入った人のマネをすると発音も話す力も伸びます。マネしてなりきる事が大切です!またテレビで映画がある時は、吹き替え版ではなく音声を切り替えて英語で見るなどしてみましょう。

英語で独り言を言う

ドラマとか見た後、同じセリフを言ってみたり、独り言をドラマで見た人が話すように話してみたり(笑)ちょっと恥ずかしいので一人でこっそり行って下さい。

私は車で運転中よく一人で英語を話してるんです(笑)”こんなシチュエーションがきたらこう話そう”的な感じで独り言。あまりに集中しすぎてたまにすれ違う車の人にヤバい奴だと思われてるかもしれないwwってほど集中して独り言(笑)

あとは、鏡を見ながら英語で話す時も(笑)日本に来てから英語で話す機会がぐんと減ったので練習したいのですが、人前でできないですしね。車運転中とか、一人の空間で手持ちぶたさじゃないですか(笑)おススメです。

② 英語を勉強せず、英語を使って勉強をする。

これは今になってひしひしと実感していることなのですが、英語を勉強している時よりも、他の科目、学科を英語で勉強した時の方が英語力が格段にあがったという事です。

英語学校で英語力が落ちた?

私はオーストラリアに初めて行ったワーキングホリデーの時は旅行目的で行きましたので、着いて早々に旅を始めました。ワーホリで来るほとんどの人は、日本でホームステイ先を決め、英語の学校も決めオーストラリアに来て初めの3か月は学校に通うパターンが多いようでした。私はビザと航空券くらいしか用意していなかったので、学校は行きませんでした。おかげで武者修行でしたが、すぐにネイティブの英語に触れ、耳が慣れるのも早かったと思います。

ワーホリの1年が終わり、その1年後またお金を貯めて留学した時に現地の英語学校に通いました。日本人と韓国人ばかりで、しかも話せない者の集まりなので、個人的には英語を話す力がむしろ下がったように思う事すらありました。(やはり日本人とは日本語で話してしまうものです)しかし、クラスに通った事の利点もあり、それは、話してはいるけれど文法として理解していない文章もあったので、これまで疑問に思っていた表現や単語の並び、文法などの答えが得られ、『なるほど、だからこう言うんだ!』とすっきりした気持ちになったので、通ってよかったと思います。(文法に関してははネイティブに聞いても納得する答えが返ってくる事は少なかったです)

アカデミック英語を学ぶ

その後アカデミックイングリッシュを学ぶコースに数カ月通い、現地のローカルも通うテクニカルカレッジのツーリズムのコースに半年程通いました。現地のツアーデスクやフライトセンターででも働こうかな~なんて思ったからです。

まずアカデミックイングリッシュとは?私が通ったのはEAP(English for Academic Purposes)と呼ばれるコースで、英語で勉強するのに必要な事を学ぶコースでした。エッセイの書き方、討論をしてみたり、プレゼンテーションをしたり、課題を行った時のリフェレンスの書き方などを学びました。この時点でアドバンスレベルの英語力がないとこのコースは受けられませんでしたので、コースに入る前はライティングの試験がありました。ここは英語のクラスではないので、課題に対して英語の文法や単語などの間違いは許されませんし、先生も積極的には教えてくれませんが、まだそこまで厳しくはありませんでした。

英語で他科目を学ぶ

EAPコースが終わるとローカルのオーストラリア人も通うテクニカルカレッジのコースを受講できるようになりましたので、ツーリズム、観光課に進みました。クラスメイトに日本人はおらず、半数以上はオーストラリア人。そんな中一番の友人はコロンビア人でした。オーストラリアで私は外国人です。外国人同士は近しい境遇なので仲良くなります。

講義中や課題ももちろん英語の間違いは許されず、課題がこなせなければサティフィケイトはもらえません。ツーリズムなので正直課題の内容は簡単でした、しかし私にとって英語はやはり簡単ではなく、英語を理解する事にとにかく集中し先生の話を聞く、それに加えて課題が多かったので、この時期食べても食べも体重がどんどん減った記憶があります。普段使わない脳を相当使っていたのでしょうねww。英語が理解できないと修業できない。この状況が一番英語力が上がりました。スピーキング、ライティング、リスニング、理解力すべてにおいてです。

英語を使って他の興味ある事を学んだり、理解したり、発言しようとする事で気が付けば英語力がついていた。という事。

小学生から英語が必須科目になるとの事ですが、基礎的な英語力がまず必要にはなる事は否めませんが、【英語】を教えるのではなく、【英語を使って】何かを教える:例えば、英語でなぞなぞを解いてみるとか、物が何かを当てるクイズをするとか、もはや英語の授業で英語のアニメを見るとか!子供への学習法でアニメや漫画を読ませるのはベストだと私は思います。

英語の単語や文法をただ教えても話す事はできません。英語は言語なので聞いて、話す練習が必要不可欠です。そもそも英語が話せない教師が教えるという事自体から疑問を感じます。単語700個覚えたところで使い方を知らなければ何の意味もありません。そして私は中学、高校で学んだ単語で日常会話は十分できると実感しました。しかし話せなかったのはその単語をどのように、どんな時に使うのか知らなかった事と、話し方を教えてもらえなかったからです。

英語を英語で勉強して英語で覚える=英語脳

現在小学校で英語教師アシスタントとして働いているフィリピン人教師から聞いた話。小学生の英語の授業についてどう思うか質問しました。

  • ABC(アルファベット)はとても大事。なのにABCもきちんとできていない子供にすぐにHelloから始まり、すぐに文法を教えだず日本の英語教育はおかしい。子供たちは理解できず分からなくなり、英語がつまらなくなっていき、結果、英語に苦手意識を持ってしまう。
  • 英語も話せないメイン教師のアシストを英語ネイティブの自分がやる事への疑問、英語の教え方も分からない日本の教師。
  • あれでは英語を話せるようになるのは無理。

日本語を覚えた時、生まれてから耳にする言葉を聞いて徐々に慣れ、覚えてきました。意思の疎通ができるようになってきた小学生くらいから国語を学びます。それと比べると日本の英語教育への入り方は半ば強引としか思えません。答えが一つではない言語学習です。

また英語を日本語で理解するといつまでたっても頭の中で日本語に変換してしまい英語の会話のスピードや感覚についていく事ができません。相手が気を使ってゆっくり話したり、スムーズに会話が進まないうちは『話せる』と言えるレベルではありません。通常、日本語で会話する時、言葉は自然に出てくるもので、頭で入念に考える事は少ないものです。

英語が自然と口から出てくるようになるか、考えるにしても頭の中でも英語で考える癖づけが必要です。

その事から、英語を学ぶ時も英語だけの参考書やテキストを使う事が有効的です。また辞書も英英辞典を使う事をおすすめします。

③ とにかく英語を読む。多読する。

これは今でも英語力を上げる為に行っています。英語のブログを読んだり、英語でWorld Newsを読んだり、小説を読んだりします。1日に1アーティクルは必ず読むように心がけています。意味が分からなくてもひたすら読みます。あまりに何度も出てきて意味がつかめない単語は意味を調べます。

本を読む事はとてもおススメで、1つの本を読みきれた時の清々しさというか、嬉しさは自信に繋がります。簡単な本や、テキストを読んだりはありましたが、私が始めて英語で小説を完読したのがオーストラリアに住んで3年が経ったくらいだったと思います。村上春樹の『Kafka on the shore』海辺のカフカ。旅先のタイの本屋さんで英語版を見つけ、読んだ事がなかったのと、村上春樹なので読みやすいだろうと思い手にとりました。なかなかの厚さだったのですが、3週間の旅中、ビーチでも、バスでも列車の中でも読みふけり、もう面白くて面白くて読み終わるのが惜しい程でした。

日本がベースになっているので、英語でも読みやすく理解しやすいので、英語が上達してきたら日本人作家の英語版を読んでみる事を強くおススメします!村上春樹は海外でも人気なので英語版がすぐ見つかります。日本に帰国後1Q84、Killing Commendatore は通勤中の車、オーディブルで聞き読みしました。運転している時間を有効活用しない手はないですよね。英語の本の朗読を聞くのは日本でなくアメリカのAmazonアカウントを作りアメリカのAudibleを使うのがおススメです。またAudibleに関しては記事を書こうと思います。

話を戻して・・・英語の本を読む時のポイントは、分からない単語が出てきてもとにかく読む事。何度も出てくるうちになんとなく意味が分かってきたりします。それでも分からなくて気になって続きが読めない時は調べます。タブレットで読んだりする時は、私の場合ポップアップ辞書をインストールしているので、簡単に調べる事ができますが、なるべく日本語に変換せず、英語を英語で覚えたいので、私はポップアップ辞書にGrammarlyを使っています。Grammarlyは英文を書く時にも重宝しますので、おススメです。日本語が知りたい時はiKnowポップアップ辞書を使っています。単語の上にカーソルを乗せるだけで意味が出てくるのでとっても楽です。

とにかくはじめは簡単に読める本から始めてみて下さい。読み終えられた時の達成感、嬉しさで、『次は何を読もうかな♪』となり、なにより自信が付きます。英語で本なんでまだ無理!と思う方でも英語圏の小学生が読むような本から始めたり、興味のある本を選んだりして、とにかく始めてみる事をおススメします。

マルチリンガルの学習法

上記は日本にいてもできる学習法です。正直なところ中学、高校で学ぶ英語の文法と単語が分かっていればあとは英語を話す事に慣れるだけなのですが、それがなかなか英語環境に行かないと難しい事は否めません。

さて、ヨーロピアンの多くはマルチリンガルが多く、友人のチェコ人も5か国語話せるのですが、5か国語もどうやって覚えたのか聞くと、英語は幼少期から幼稚園では英語たっだそうで、小学校でもいくつかの科目は英語で受けていたとのこと。フランス語は留学したから覚え、ドイツ語と日本語は漫画やアニメを見たり読んで覚えたとの事でした。それでもやはりアニメ、漫画、テレビドラマや、家で兄弟同士英語で話していたなど、テキストを使って勉強するよりよっぽどその方が覚えられると言っていました。ただテストを受けるとなるとテスト対策の勉強は必要だそうです。彼女の日本語はまだ勉強中で日常会話レベルでしたが、日本語は文法が難しいとよく言っています。

英語で意思を伝えられるくらい話せるようになるためには

よく使い、よく聞き、話す事に慣れる事です。そしてそうなる為には

  • 恥かしがらない。
    • 間違ってもいいのです。日本人が英語を話しているんだから。発音が良くなくてもはっきり大きな声で話すとか、分からなければ質問すればいいのです。それでもお酒が入ると英語が饒舌になる私は少なからずどこかで恥じらいがあるのだろうなとは思います・・・。
  • よく聞き、よくマネる。
    • 近くで注文している人が何と言っているかこっそり聞いてよくマネしました(笑)人により話す癖ってありますよね。この人の話し方いいなと思ったらマネをすると発音も良くなってきます。

ワーキングホリデーの1年で英語は話せるようになるか?

海外で生活するのは英語がカタコトでもできます。ワーホリの1年で英語がどれほど上達するかはその人次第だと思います。ワーホリに来る目的は皆違います。ワーホリは楽しむものなので、英語目的でない方も多くきていますしね。

私の場合をお話しますと、8年移住した今振り返ると、ワーホリ1年後の自分の英語力は全く『話せる』レベルではなかったと思います。慣れた言葉は話せてもイレギュラーとなると話せませんし、口論になった時などは何も言い返せないのが悔しくて仕方ありませんでした。それでも当時の自分は『英語が話せる』と鼻高々だったので、今思うと恥ずかしい限りです。若気の至りと1年間外国で生活したという自信もあったのでしょう。

今この瞬間がいつでも自分のベストな状態なわけで、人生はUpdateですから、その時々の自分のベストを更新していくもの。きっとまた数年後の私もこのブログ記事をみて、その時の自分の英語能力が今より上がっていればいいなと思います。

英語ができると世界が広がります。

英語が話せ、理解できると確実に世界は広がります。他国の人たちと会話ができる事や仕事に活かせたりすることもありますが、私が一番利点に思うことは

英語の情報が得られること

日本語と英語で検索した際の情報量は言わずもがな英語での情報は膨大です。日本にいても世界が見えるように、日本のメディアから与えられる情報だけの知識では限りがある所か規制がありますよね。気が付いている方も多いでしょうけれど、日本は中にいては見ずらい、外から見るとまた違うものが見えてきます。

日本人としてもアイデンティティーをしっかり持ったイングリッシュスピーカーがもっともっと増えばと思います。あくまで私が英語が話せるようになるまでに経験して、『これが効いたな!』と実感した方法です。誰かのお役に立てれば幸いです。