【肌断食】スキンケアをしてもて分かった事。そろそろ矛盾に気がつきませんか?
【肌断食】を始めてはや2ヶ月、その経過状況と今思う事です。
肌断食2ヶ月目の変化と心境
いつの間にか2ヶ月経過。実はこれといって変化はあまりなく、良くもなってなければ、悪くもなっておりません。
肌は体調を示すサインである
今感じるのは食べ物やその日の天気、温度や湿度、そして心の状態によって肌が影響を受けるという事が以前よりもよく分かるようになったといいますか、
特に腸の状態がよくない日などすぐに肌に異変があわられるので、肌の状態が悪くなるのはうれしくないでのすが、こうやって見えない身体の中の状態を表に表すサイン的役割が肌にはあるのだと、そしてそういう機能が鋭くなったのかな?と実感しています。
もちろん以前も分かる事はありましたが、スキンケアで肌の状態をよく見せている場合はこれほど感じなかったかもしれないなと思うのです。
これがいいかそうでないかと感じるのは個々の価値観ですが、人の身体ってうまいこと出来ているもんだと関心し、そんなうまい事できてる人体の理みたいなものに逆らわず委ねている感が何だかいいかもと思うこの頃です。
肌にハリがでてきたような気がする
これはなんとなく漠然と思う事なのですが、ハリが出てきたような気がしなくもありません。でもただ太ったのかもしれないし、最近急に暑くなり水分量が増えたからむくんでるのかな?という事も否めないので、はっきりとは言えません。
そして近年少し気になりだしていたほうれい線が薄くなった?ような気がしてきました。
でもしっかりそうだと思える程の実感ではありません。
[adsense]
一抹の疑問が浮かんできた
肌には再生力があるのは周知の事で、またコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの肌の弾力を保つ働きをする因子があるため、美しい肌が維持できるわけですが、これらは加齢と共にその再生サイクルもスローになり、因子も減少してくると言われます。私もそれが自然の理でそれが老化する事だと思います。
確かに肌に害を与えかねないスキンケアを使っていたとして、またはその機能が優れている為肌が自己再生機能を失ってしまったなどの理由からスキンケアを断って本来の肌の力を取り戻そうという試みは一理あると思うのですが、
30歳を越えてからスキンケアをやめ、肌の再生力を戻した所で、10代20代の頃と同等の再生力が戻るのか?
という疑問が湧いてきまして、もし戻ったとしてもやはり今の年齢相当の肌力に収まるのではないか?それならば改善というよりは現状維持という事になるのではないだろうか?
スキンケアは肌を改善するものではなく、現状のいい状態をできるだけよく保つものだ
これは肌に害を及ぼすような石油系界面活性剤や防腐剤などの化学成分が入っていないスキンケアを使う事を前提にとなるのですが、
そもそも人間の身体は日を増すごとに老いていくわけで、これは止めようのない事実です。
使うもの、酸化、そして特に肌は紫外線から影響を受け、さらに老化していくわけで、何かを使って若返るという事は無理がある話で、そう見せるという事が可能だというだけなのですよね。
肉体的な事を考えると生きていくという事は常に失い続けているのではないかと思うのです。だけとこれは宿命というか止められない原理で、だからこそ私たちはもがくのだ。
肌に置き換えると、日々何かを失いながら、でもスキンケアを使ってそれをどうにか遅らせたい、よく見せたいともがいているわけで、
しかし老いは止める事はできないから、肌の再生力や美肌因子なるものがスキンケアをやめたから戻るという論理は少々無理があり、それでもスキンケアをする事は、日々失っていく中でそれでも今の状態のベストを維持していく事なのかなと思うのです。
人と比較する事の愚かさ
肌質は日本人であってもそれぞれ違います。持って生まれたものもありますし、長く住んでいる場所の環境によっても変わってくるものです。
例えば私は東北の生まれで、正直10代20代の前半までは肌に関するトラブルはほぼありませんでした。色も白いほうだったと思います。
母に感謝しなさいよ!なんて恩着せがましい冗談を言われていましたが(笑)日本でも秋田美人なんていうように、寒い地方の人は肌のキメが細かく、色白であると思われる節があります。
海外で生活をしていく中で、いろいろな国の人を見てきまして感じた事なのですが、寒い気候の国の人はやはり肌のキメが細かい人が多いなと思うのです。これはきっと日照時間や寒さで毛穴がしまるなどの影響があるのだと思っています。
かくいう私はオーストラリアの1年中常夏な気候に長くいた為、日本を離れてから肌の状態は悲しいかな、とても変わったと思っています。それは紫外線の強さ、暑さにより毛穴が開く(毛穴が目立つようになりました)そして食事や水などの影響だと言えます。
50歳をすぎても肌が年齢が若いキレイな人などは、ケア方法も去ることながら持って生まれた肌質のよさや小さいときからの様々な環境も影響しているのではないでしょうか。
だから人と比較する必要など全くのナンセンスなのだと思うのです。
いくらスキンケアしても肌に改善が見られないという人はやめてみるのも一つの手
これだけいい謳い文句のスキンケアが数え切れない程あって、それでも新しい商品もぞくぞく出てくる中、これだけいいものがあったらもう他を探さない程、世の女性は皆肌がキレイになるはずじゃないか!!と大人気ない理屈を言ってしまうのですが、これって屁理屈でしょうか?
新しい商品はどんどん出てきて、女性は常にもっとよくなりたいと探し求めている。
これって矛盾を感じませんか?善くなるはずのスキンケアばかりが出ているはずなのに、どうして探し続ける人が多いのか。
そろそろ気がつきませんか?そんな矛盾に。
一度やめてみて、自分の今の状態がどんなかしっかり見つめる事は大事な事です。スキンケアしない本当の自分の肌は一体どんな状態なのかを見つめるためにスキンケアをやめてみる事は有効かなと思います。
私はここ数年ナチュラルやオーガニックなスキンケアを使ってきていました。時期的なものはあったのかもしれませんが、肌断食を始めた数日は口の回りが少々乾燥していると感じましたが、今は何もつけなくても乾燥は感じません。よくはないけれど目に見えて肌あれしているという程の症状はありません。
この本は筆者がスキンケアを断った経過が記されているのですが、彼女と比べてしまうとスキンケアを断ってから私は肌荒れしている期間が短いと思うのです。
それは本来の肌の状態や年齢、環境や時期が違うことも去ることながら、使ってきたスキンケアの種類や歴も違うからかなと思います。
オーガニックやナチュラルなスキンケアは一概に万人にいいとは言えませんし、万人にいい物などこの世には存在しません。
植物のアレルギーがある人や花粉症など、そういう方には合わない事もありますが、
個人的な実感としては、オーガニックやナチュラルな自然の植物を使って作られたスキンケアは肌の本来持つ機能を損なうことはなく、でもちゃんと現状でできるだけのベストな状態をよく維持してくれるのではないかと思います。そしてやりすぎる事なく自然に肌の老化スピードを遅らせてくれる働きもあるのではないかと。(紫外線や乾燥から肌を守る事で)
何より使っていて気持ちいい!と思えるのは自然の物を使っているからだと思う。そして使わない期間があるとより敏感に実感できるものがあるのです。
次回は久しぶりにオーガニックスキンケアを使ってみた感想をお知らせします♪
- 前の記事
『欝かも?』と思ったときは裸足で歩いてみよう!身体と心の健康にEarthingのススメ 2015.07.14
- 次の記事
安全でナチュラルな日焼止め探し!国産オーガニックスキンケアを使ってみました。 2015.07.18