ちょっと混乱する英語のaとtheの違い?ネイティブに聞いてとても分かりやすかったその使い分け方。
私は英語のエキスパートでもなければ、ネイティブでもありません。しかし自分が海外に移住し英語を日常的に習得していく中で実感したのは、会話となると日本の学校では習わなかったバリエーションを使う事が多くありました。
文法や~詞がどうだとか結局話している最中は意識などできないし、そんな事頭で考えていたら会話なんて成立しないのですよね!正直私は文法に自信はありませんが、会話はそれなりに出来ていますwそんな私でも、おお!なるほど。と分かりやすかった、ネイティブに教わった英会話のちょとしたコツをご紹介します。
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正直いらないよね?わざわざ言う必要なくない?日本語ではないaとthe
相手がなんと言っているか理解できるようになり、自分もなんとか返せるようになってきてからも、曖昧で騙し騙し使っていたのがaとtheです。
a=oneは知っているけれど・・・
aは一つという意味がある事は知っている人は多いと思います。
a pen(一つのペン) an apple(一つのりんご)
theはthatみたいな感じで使えるような・・・
でもイマイチ使い分けが分かりませんでした。
まずそもそもどうして名詞の前にaやtheをつけなければいけないのか。一つのなんて言わなくても会話は成立するし、数を知りたければ数字を言えばいい。英語にはまたしてもややこしい複数系(s)もある事だし。
sをつけなければ1個でsをつけたら複数ある物の事を話しているという事になるじゃないか!なんて、
曖昧に理解していた時は、日本語では使わないから、正直aとtheっていらなくない?とよく愚痴ってましたw
そこで、どう使い分けているのか分からなかったので、同僚に聞いてみたところ、なるほど~!という程分かり易く使い分けを教えてくれました。
aとtheの違い
1、例えば、目の前に見えている赤い車が欲しいとします、それを指さして話す時
I want to get the red car. 赤い車が欲しい
(画像THE)赤いVWのコンビが欲しい
2、例えば、私は赤い車が欲しい考えている事を話すとします
I want to get a red car. 赤い車が欲しい
(画像A)赤い色の車だけど、どれかは特定はされていない
1はどのメーカーのどの車種で赤い色という事まで明確に特定されていますが、2はどのメーカーとか車種とかなしにとにかく赤い車という事が相手に伝わります。
つまり、theは特定された物、aは特定されていない大きなくくりの物の事を指して話すときに使います。
会話をしてる目の前にあったり、またはお互いに知っている物や事、会話している人同士がその特定している何かを分かっている時はtheを使うという感じです。
Do you remember the day we met?
私たちが出会った日の事を覚えてる?
『出会った特定の日』を話す相手は知っているはずの前提で話しをしています。それを知っている相手となら、わざわざその日にちを言わなくでも『あの日』で通じるのですよね。そして出会った日はあの1日しかないのでtheを使うという事です。
theはthat(あの~)にも置き換える事ができます。
特定の1つしか存在しない物のことを話すときにtheを使うという事は、例えばBestとかBiggestとか比較の最上級となると、それ以上はない、それ1つだけという状況なのでthe best、the biggestとなります。
Have a lovely day!
素敵な1日を!
などと別れ際などによく言いますが、これは1日の中の特定した時間や瞬間の事ではなく、1日のいつでも、どの瞬間も素敵に過ごせますようにという事になるのでaとなる。
aとtheを使い分けるポイントは理解できると意外と簡単。特定されたものか、そうでないものか。
さらに、もっと例文
The boy is eating the apple.↑
男の子がリンゴを食べています
You should eat an apple for your health.
健康の為にもリンゴを食べるといいよ
10 reasons to eat an apple a day.
りんごを1日1個食べる10の理由
The apple was good.
あのりんごはおいしかった
どのリンゴでもよし、1個の1日にの意味でもあるa (One of them, One of many)
聞き手がどのリンゴかが分かっている上でそのリンゴについて話すのがthe (the only one)
a=One of them, One of many いくつかの中の一つを指す
the=The only one たった一つを指す
と覚えると覚えやすいそうです。
目の前にスタバが見えた!お茶したいという時
I want to go to the Starbucks.
スターバックスに行きたい。
テレビCMを見ていて、なにやら期間限定のドリンクが出ている、飲んでみたいと思ったら
I want to go to a Starbucks.
スターバックスに行きたい。
スタバは店舗が幾つもあります。先述は目の前にある、ここのスタバに行きたいという事になり、後述は店舗の場所などどこでもいいけどスタバに行きたいという事になります。
こう考えると、日本語では同じ言い方になりますが、英語ではaとtheの違いで後にくる名詞を少し理解しやすくするのです。
理解ができると意外と便利なaとthe
実はaだけでも会話が成立する事はしますし、または話そうとしている名詞の名称をあえて言ったり、その特定の日や時間などを言ってしまえばもっと分かり易いので、そこまでちゃんと使い分けられなくても、まあなんとかなりますw
正直私もまだ間違えたり、面倒で言わなかったり(笑)する事がありますが、別にそれで不自由はないです。しかし話す相手に何の事を話しているのかを分かり易くするために使われるので、ちゃんと使い分けられれば聞き手のためにはなりますし、習慣的に使い分けられるようになった方が話す相手も理解しやすくなるのかもと思います。
日本にはない表現なのでなかなか慣れるまで時間はかかりますが、使いわけに慣れるまでは意図して使ってみるように心がけました。そしてaとtheはかなり頻繁に使われるので、慣れて使い分けができるようになると、理解する力も、相手に伝える力も伸びるのではないかと思います。
あくまで、自己流で英語を習得した私の教えてもらった解釈ですので、かる~く参考までにです!
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