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自然と共に、自然に生きる。エコでエシカルな循環型の世界を!

『人は人、吾は吾なり、山の奥に棲みてこそ知れ、世の浮沈』がなんとなくわかった境地

   

あきらかに大河ドラマの影響です(笑)高杉晋作の言葉に深く共感してます。

私は長くオーストラリアに住んでいて、車で旅をするのが好きだから何週間も車でラウンドしキャンプ生活をする事も多いのですが、長くて2ヶ月も家のない生活をしているとそれが普通となり心地よくなってくる、人間の適応能力とはすごいものだと思うのです。けれど家に戻ると脱力感がすごくやはり安心するのです。そして電気、水道、雨風をしのげる家とふかふかのベットにいつも感謝するw

自然の中にとっぷり浸かると、普段の生活ではなかなか感じられないたくさんの事に気づかされます。

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海は浄化、山は癒し、オーストラリアの空はでかい

正直車で移動した人にしから想像できないであろうオーストラリアの大きさ。はじめて豪州へ行きバスで移動したときに実感したこの国の大きさは想像をはるかに超えていた。大きいのは重々承知していたのに、それでも途方にくれるほど大きい。行くところがいっぱいある!とワクワクしたものです。

 

オーストラリアはその大きな国土から、人が住める場所が海岸線に密集していることは地図を見るとよく分かります。しかしこの国のすごさは内陸にあるのだと旅をすればする程、内へ内へと行きたくなる。
開拓度合いが低い、人がいない、手付かずの自然がそのままある、とにかく雄大。

ただ広がる荒野を眺めながら何時間も車を走らせる、と、急に川があったり滝が出現したりする。こんなところに??いい意味で裏切られると人は感情が動き、感動する。そして自然の中のそういう場所はとても神秘的で奇跡を感じざるをえない。

 

けれど実のところ、ビーチリゾートな海沿いとは裏腹に、内陸はとても厳しく、見えるものは乾いた土と乾いた木と草と道、たまにすれ違う車やトラック。
そんなところが実はほとんどで、確かにすごい絶景や言葉をなくす程自然の雄大な美が見れるが、内陸の旅のほとんどの時間はただただ車で荒野を走り続けるのが、おそらく旅の80%だと思う。

 

何も見当たらないとつまらないと思えばどこまでも退屈になる、でもちょっとした丘の上の形や、岩の形、木の形だってどれひとつとして同じものはない。たまに車を止めて外に出てみると、時間が急に時間が止まったように感じる。

自然の中では、私たちと同じような時間は流れていない。そもそも時間など誰かが定めたものにすぎないのだ。

だから自然の中では皆が開放的になり、ゆっくりできるのかもしれない。

そんな内陸の旅から戻って、海が見えた時のうれしさはハンパなく、その開放感と浄化力、そして心地いい風に安堵を覚える。

内陸は好きだ。けれど外側の海があるから、行くのだと思う。

 

『何もない』と思えば何もなくなる。でもすべてがあるから今私はここに居れる。

360度視界に地平線が見える場所がある。見渡す限り自分たち以外誰もいなくて、地平線が360度障害物なく見える。そんな所に立ってみると、ああ、自分は地球の上にいるのだなと、当たり前だけど考えた事のない感覚を覚える。そしてこれは圧巻の眺め。

これほど途方もない広さの場所にいると、自分はなんて小さい存在なのだと感じるのです。
そしてこんな小さな私の悩みなど、この地球上では鼻くそほどにもならんわと思えてくる。そもそも悩みなどなんだったか?自然の中にいくと忘れているから不思議だ。

何もないな・・・という言葉がぽろっと出た。すると連れが言った。

「土もあるし、木もあるし、雲もあるし、空もあるし、道もあるし・・・」

 

その言葉に納得した時、ここにはすべてがあるから私は存在しているんだと思った。
何もないとは何も存在しない事になる。その時は私も存在していないんだ。

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『おもしろき こともなき世を おもしろく』

高杉晋作の句を思いだした。私はこの言葉が好きで、いつも自分のモットーにしてきた。

どこにいて、何をしていても、とにかく楽しむ。

 

「日本はアミューズメントであふれている」と大型客船のシェフをして世界中を何周もしてきた人が言っていた。居るだけで楽しく、楽しませてもらえると。

けれどそういう所にいると自分で楽しもうとする力が削がれるような気がする。そういう所にいて楽しいのは一時だけで、飽きがくる。
だから人は次々と求めていくから、策略的に流れを作られ、与えられているだろう流行やブームは移り変わりが速いのかもしれない。

継続的に飽きずに『楽しく』居るためには自分で楽しくする事で、そうするには人に与えられたではない自分が思う好きな事をするほかない。

幕末という時代は面白く生きたくても、そうするには厳しかった時代なのかもしれない。けれどそれもで面白く生きたかった若い青年の葛藤や心の内が見えるそんな句だなと私は感じる。でも面白いの価値観が今の私達とは違うのかもしれないけれど。

そしてその続きは、腑に落ちる。

『すみなすものは心なりけり』
まさに。しかし浮き沈みも激しい私。

手付かずの更地のような場所を旅しても自分を楽しませられるか。これができれば人生はどんな時でもおもしろくなるのだろうな。

 

けれど、ずっと面白ければいいのかというと、それはそうもいかなくて、つまらない事もあるから面白い事があると楽しいと感じるのですよね。ずっと面白いばかりでは、面白みがなくなってくる。

その点で生きていく中には必要分の苦労はくるし、悲しい事も起こる。うまい事できてるのでしょうね。

 

 

『人は人 吾は吾なり 山の奥に 棲みてこそ知れ 世の浮沈』

こうして心のうちを短く、でも腑に落ち、ストレートに言葉にできる人はすごいと思う。

全く別の境地にいる時の方が知る事が多いというのは本当で、それはきっと俯瞰できるから、マインドの声が止まるから、そして時間がたっぷりできるから、考える余地ができるからだと思う。

山に篭るじゃないけれど、私のように自然の中にどっぷり浸るじゃないけれど、
今いる箱の中から出て、その箱の中を外から見ることは、その箱の中にいる時よりももっと中がよく見えるという事ですよね。

そりゃそうだ!と思うけれど、その前に自分が箱の中にいるという事に気がつかなければいけなくて、そしてその箱の中がどれだけ制限され縛られているのかに気がつかなければいけない。

心のバランスがくずれ、辛いと感じている時は箱の中に窮屈さを感じているのだと思う。こういう時は辛くて苦しく、どうしても盲目的になってしまうけれど、でも後になって思う事はこの『辛い』という感情がなければ自分が窮屈な箱の中にいるという事に気がつけなかった。

箱に気がついて、それが窮屈なら、そっと出ればいいんじゃないかな。
その箱の多くは常識だったり、誰かが作ったルールだったり、人の評価や期待、そして自分が知らず知らずにかけた自分への制限だったり、今いる場所かもしれない。

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最近見つけた読んでいて爽快感を覚えたブログ 【いばや通信】

言葉でストレートに伝える力がある、そんなブログがありました。

この 私のブログはまだ新しいのですが、私は今までも別でブログを長くやっていて、でもどうしてブログをやっているかと聞かれると別に理由がなく、ただ海外生活の出来事や思ったことをツラツラと書いていて。理由が思いあたらないという事はただ単に好きなんだという事なのだと思うのです。

でも最近【いばや通信】という超絶に面白く、共感度がハンパないブログを見つけてしまってからは、ブログとし発信するなら何か人に与えられる事があればいいなと思うようになってきて、私の価値観で考えてみると、経験がいちばんの財産だと思っているので、今まで自分がしてきた経験で感じた事や思った事をそのままストレートにシェアしてもいいのかなという気持ちになってきたのです。

いばや通信の坂爪圭吾さんは、まさに『おもしろき こともなき世を おもしろく』している人だと思う。

 

はっきり言って今までは、私の経験など人様に話して何が楽しいだろうか?と思っていて、どうせ読むなら何か有益な情報がいいのだろうと思い、新しく始めたブログは自分が知っている知識の中で何か為になるような記事を書こうと思っていたのですが、

イバヤ通信を読んで、起こった出来事を突き詰めて、そのプロセスやそこに行き着くまでの感情を深く丁寧に観察し留めていくとどんな経験でも実はものすごく面白いんだという事を感じまして、実は皆が毎日しているのだけれどそこまで深く認識していなくて、でも客観的に言葉にして掘り下げると物事って多様な方向性があって、人の考えはそれぞれその人の価値観に沿っていて、いろんな考えがあって。

まるっとこれがいいよ!な情報を与えるより、自分はどうだろうと考えさせられるような与え方は、結果もっと人の智慧となると思うのです。

 

大抵なにかを経験するとその出来事の結果どう感じたかで終わる事が多いけれど、経験することの面白さはやり終えた後ではなく、している時に感じたたくさんの事で、でもそういった事は事後、意外とすぐに忘れてしまい、最終的に経験して感じた事しか覚えていなかったりする。
だから私もその時感じた事を忘れないうちに残しておこうと思ったのでした。

どんな出来事も丁寧に掘り下げ、観察していくと、面白い。となると何が特別な事をしなくても生きている行為って面白いのかなと。

このブログを読むと、自分が感化される。そんな面白い人を見つける事ができるツールがSNSやネットのビューティーなのですね。

これからは個の時代がくる。

 

 

『人は人、吾は吾なり、山の奥に棲みてこそ知れ、世の浮沈』
『おもしろき こともなき世を おもしろく』

高杉晋作の若くしてこの境地はすごいなと思う。濃い生き方をしたんだろう、というかそういう時代だったのか。いやこの人がそう望んだからそういう生き方をしたのだ。

現代は平和で便利になったのに忙しく、深く自分のことを考える余裕がなかなかもてない。昔の人は自分と向き合ったり、物事を深く考える時間があったのだと思うと、昔の方がよっぽど豊かだったのではないかと思う。

 

 

 

 - ライフ

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