海外移住後日本に帰国し感じる疑問と違和感。誤解しないで読んで欲しい日本と他国の税金の違い

海外移住後日本に帰国し感じる疑問と違和感。誤解しないで読んで欲しい日本と他国の税金の違い

私はオーストラリアに8年定住し、ワーキングホリデーなども含めると10年程日本を離れ海外で生活していました。2年前日本に帰国し定住を決めましたがどうしても違和感、疑問が拭えないのが日本の税金。デリケートなカテゴリーではありますが、私が住んでいたオーストラリアの税金の話をしてみようと思います。考え方、受け取り方、常識は人それぞれです。あくまでも私が外から日本を見て、外の世界を見てきて感じている違和感です。「生活をしていく上で支払っていた税金はこうでしたよ」という他国の税事情を書いてみます。比較したい訳ではありません。どうか誤解しないで読んで欲しいと思います。

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日本に帰国して思う日本の税制度の矛盾

オーストラリアに移住する前、日本に住んでいる時は疑問を感じる事すらなかった事です。日本しか知らないし、一生懸命働いたお金を『義務』的に支払うの事に対してポジティブな気持ちはなかったものの、こうするしかないと思っていました。

『国民の義務』なんて便利な言葉だろう。帰国してすぐは税金に関して親と言い合う事も多々ありましたが、何かと言うと『国民の義務』と言いそれで話の腰を折られ、反論されないように盾を作ります。義務と思う事で思考が停止しているとしか思えませんでした。どうして払わなきゃいけないの?の質問にうまく回答ができない、本当は自分も納得していない矛盾さを感じているのでしょう。

国民は義務を守る、では国は行政は国民に対しての義務を果たしているのか?私はここ2年、日本で働き税金を納めているが何ひとつメリットを感じていないどころか、その税金の使い道に憤りしか感じていません。

もちろん全く払わないのがいいとは思いません。国民としてもちろん国を成り立たせる為に必要な税金はあります。オーストラリアでは私もそして私の周りのオーストラリア人も税金を払う事に否定的ではありませんでした。少なくとも違和感や疑問をここまで感じる事はありませんでした。むしろ保障がしっかりしていたのでこれくらいの税金なら喜んで払う!という程だったように思います。

 

オーストラリアで払っていた税金

オーストラリアに住むと言ってもワーキングホリデーや学生とは違い、永住権をとりPermanent residentとしてオーストラリア人と同じ待遇になってからの税金面や保障の話です。あくまでもワーホリや学生という一時的な滞在者は税率や保障も違います。

オーストラリアで仕事をしながら生活をしていた私が支払っていた税金は

所得税

GST(消費税)

自動車税(車を持っていたので)

 

所得税は年収によって税率が異なります。年間6000ドルまでは所得税0ドル。またワーホリのような非居住者は所得税率が高めです。(バックパッカー税など新しい税も導入されたようなので、気になる方はご自分でチェックしてください)

母子家庭はTax Return(確定申告)が100%戻ってくると友人が話していて、また子供手当も日本とは比にならない程貰えます。今現在(2017年)は法律が変わっているかもしれませんが、以前は3人子供がいれば両親が仕事しなくても生活していける程子供手当がもらえると言われていて、実際私の友人は4人子供がいてそのうち一人が障害があるので両親共、仕事をせず生活しています。贅沢はできませんが生活に支障はないようでした。

 

消費税GSTは10%です。日本の8%よりは高いですが、パンや牛乳など多くの食料品は0%です。電化製品や家具など大きい買い物をする際は10%は大きく響いてきますが、そのせいもありオーストラリア人は物を大事に使います。電化製品も車も古くなっても長く長く大事に使っているのがすごく印象的でした。日本と違い電化製品も車も国産がほぼないので、値段が高めという事もあるかと思います。

 

自動車税にあたるのが、Car registration車とナンバーの登録で毎年更新です。これに自賠責保険がついています。日本は2年で車検を受ける義務がありますが、オーストラリアは義務はなく、車を売りたい時車検のようなRoadworthyを取得しなければいけません。正直なところ車検など通らないような車がよく走っています・・・

 

他に何かあったかな?と考えると、例えば災害があった際はその後一時的にその復興税のようなものがとられたりしましたが、ごく一時的な期間だけ。

しかし災害にあうとしっかり手当がもらえるので、ありがたかったです。雨季の時期、家の前の道路が冠水した際一人につき1000ドル(1ドル100円計算で10万)の手当が支給され、2011年に大規模な台風がきて避難が必要だった家の人にも一人につき1000ドルの手当がセンターリンクという政府の期間へ行き申請すると即日で貰えました。避難はしても家にダメージがなくても貰えました。

医療費や年金は?

医療費は永住権を取るとメディケアカードが送られてきます。基本このメディケアカードがある人は公共の病院が無料で受診できます。入院も全くの無料でした。

このメディケア税は所得税から1.5%ひかれています。

しかし無料の為いつも混雑している、あまりいい診察が受けられないというのが本音なので、皆かかりつけのGP(個人医)をもち、何か大きな病気をした際はそのGPから紹介状を書いてもらい公共の病院で手術や入院をするという人が多かったです。

個人医院はメディケアを使うと3割負担になります。

 

年金Superannuationは雇用主に支払い義務があります。給料の10%が毎月支払われ、Superannuationの会社がそれを元金に投資するいわゆるファンドです。退職年金となります。(減る場合もありますね。なので自分で銘柄が選べます)また自分でかける事もできます。

Aged pension高齢年金政府が決めた年齢になると国から年金が支給されます。10年以上オーストラリアに住んだ人が対象だともうすぐ高齢年金を受給する友人から聞きました。これは人により支給額が違うそうです。

高齢年金は資産やSuperannuationの額によっても変わり、年金に期待せず定年になる前に家を買い不動産収入により老後生活する人も少なくありません。

 

まとめ

その他にも諸所で税金がかかってくる場合もありますが、私が貸家に住んで普通にフルタイムの仕事をしている中で義務的に支払う必要があったメインとなる税金は所得税とGSTと車税でした。

以前オーストラリアに住んでいる時に日記的にしていたブログに同じような記事をあげた事があるのですがその際近くに住んでいた日本人の友人が同感のコメントをくれました。

彼女も永住者で当時日本に3か月程帰国していてオーストラリアに戻ってきたばかりの時でした。日本は帰国しても1か月以内に住民登録をしなくてはいけなくて・・・と言ってその3か月だけでも国民年金と保険料の支払いをしたとの事。

戸籍、住民票ですが、これは世界では日本だけではないかと思うのです。正直私も世界中周ったわけではないので分からないのですが、調べると日本と韓国、台湾のみ。韓国や台湾は日本が統治していた頃からの名残で戸籍制度が残っているようなのです。しかし台湾は今はほぼなくなりつつあるようです。

「日本にいるというだけで税金がとられるのか??」と住んでいるだけ、日本にいるというだけでかかる住民税は外国人に話すと驚かれます。自分の概念が変わった瞬間でした。

また日本政府の税金の使い方にもかなりの疑問と憤りを感じます。国外から日本を見ていて思っていた事は、どうしてこんなにも外国にお金をばら撒くのか。他国の外交では自国以外の国にこれ程まで簡単に支援だと言いお金をばら撒く事はありません。外から見ていて思った事は、日本の首相はお金を上げないと相手にしてもらえないのではないか?という事。

日本の税金の使われ方を個々で調べる事は大事だと思います。すでに知っている人、違和感を感じている人、憤りを感じている人は大勢いると思います。

国によって制度はさまざまです。上記の事はあくまでも私が体験して得た情報です。他の国に在住している、もしくは住んでいた方がうちの国はこうですよという事があればコメントしてください。

最後に、これは私が住んでいた2015年の税制です。現在は変更もあると思います。